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HOME >  やぶにらみ講座 >  ちぬおじのやぶにらみ講座 >  『睡眠』について

『睡眠』について


1.「ぐっすりと良質な睡眠をとるすすめ」のうそ。

「早寝早起きは三文の得」
確かにそうなのですが・・・・。
それが良い人もいるのですが....。
人間も普通の生き物です。夜行性ではないタイプですが、日中は眠らないのでしょうか????? 
通常は、昼行性の生き物でも昼間寝ています。結構寝ています。
夜しか寝ないという生き物は、少ないはずです。キリンのように、睡眠時間が20~30分
しかないような動物は別として、ほとんどの動物が昼間も寝ます。
   
ですから、夜にしっかり睡眠をとりましょうというのがいけないのです。夜間にまとめて睡眠が取れる人は--それだけで大丈夫な人は、人類全体の6割ぐらいしかいません。
確かにそういう人には、早寝早起き」は健康にいいのですが、一方でそれが出来ない人が--
それでは睡眠が足りなくなる人が、4割ぐらいいます。

2.変わった睡眠のとり方の人たち

眠れない人の中には、①少しだけ寝不足になるタイプもいますが、②夜寝るのが向いていない体質なので、すごく寝不足になるタイプもいます。
問題になるのは②のタイプです。
この中には、
  • 夜になると目がさえるタイプ
  • 小刻みに起きるタイプ
  • だらだらと浅い眠りになるタイプ

など、いろいろいます。統計を取っているわけではないので、どのタイプの人が多いのか分かりませんが、印象とすると、一人の人でも時期時期によってい違う眠り方になっています。
こういう人を探し当てる方法として、次のような特徴があることを知っていて下さい。
夜間の睡眠での特徴
  • 寝つきが悪い
  • 何回も目が覚める
  • しょっちゅう寝言を言う
  • 夢ばかり見る
  • 歯ぎしりをしている
  • 金縛りにあう
  • 記憶がないのに、寝ている間に動き回る
  • おねしょを、結構大きくなってからもしている
  • 睡眠時間が長い
  • いつも結構長く寝る
  • 暇な時には、ものすごく長く寝てしまう事がある
など
昼間の過ごし方の特徴
  • 起きてすぐに、脂っこい食べ物が食べられる
  • 昼間わけもなく眠くなる
  • 会議などに参加すると、すぐに寝てしまう
  • 騒がしいところで、平気で眠れる
  • 変な体勢で眠れる
  • 「そんなカッコで寝てると大変だからベッドで寝たら?」と、起こされるともう眠気が飛んでしまい眠れない
  • わけもなく力が入らない時がある
  • ペットボトルのキャップが、開けられないぐらいになってしまう
  • 集中力が続かない
など
こんな様な特徴があります。
思い当たる人は、いますでしょうか?
睡眠がとりにくい4割の人全部がこうだとは言いませんが、かなりの人たちがこの中に当てはまる項目があるはず。

3.睡眠がうまく取れないわけ

なぜ眠れない人がいるのでしょうか?

人間も生き物ですので、4割近く不良品があるとは考えにくいのです。
4割も睡眠だけで不良品が出てしまう生き物は、他の病気も考えると正常が少なすぎて、滅んでしまうはずです。
きっと何か、意味があるはずです。そこで、ず~~っと考えていました。
現在のところ次のように考えています。
理由は二つ。
①見張り番。もしくは、狩猟用。
見張り番として変な時間に目がさえている
眠りが浅い
目が覚めてすぐに、エンジン全開に出来る
     ↓    ↓    ↓
夜間襲われた時、俊敏に対応することが出来る
ぐっすり寝るタイプの人は、目が覚めたときに動きが悪い
    
狩猟用として
獲物となる動物と同じ睡眠パターンでは襲えない
昼間でも眠れる   
夜間起きている
横になって眠っていては、気づかれてしまう
変な体勢で眠れる
すぐに起きる
②特殊な才能を発揮するため
これは説明が少し難しくなります。
睡眠というのは、「意識の睡眠」と「肉体の睡眠」との2系統あります。
通常はバランスよく睡眠に入ります。寝付く時には、まず意識が眠りに入り、少し遅れて肉体が眠りにつきます。
夢を見ている時は、意識は浅い睡眠ですが、肉体は深い睡眠に入っています。
睡眠がうまく取れない人たちは、このバランスが取れていないのです。
ですので、日中もバランスよく覚醒を維持できないのです。
人間の脳というのは、働きを維持するために、アクセルとブレーキがたくさんついています。
通常の場合、バランスよく働かせています。

眠れない人たちは、なぜだか分かりませんが、いろいろなブレーキを制御するのも上手ではありません。そのため、次のようなことが起きます。
特殊な発想をする
  • 通常とは違う認識の仕方をする
  • 当たり前の思考回路にならない
  • 逆に、当たり前のことが分からない
特殊な才能がある
  • 霊的な能力がある
  • 第六感が働く
  • 植物の声が聞こえる
など
もう少しわかりやすく説明したいと思います。
「ひらめき」というのは、かなり特殊な精神状態になると起きます。良くあるのは、「目が覚めてすぐ」とか「夢の中」などです。眠れない人たちにとっては、日常当たり前に存在する状態です。
ですから、「ひらめき」は多いはず。
また、霊感の強い人たちは、かなりの確率で「頭痛持ち」です。偏頭痛だったり、群発性頭痛だったり
色々ですが、これはなぜでしょう?おそらく脳がきちんと機能できていないからです。
バランスがとれていないのです。
きっと眠れていないはずです。

4.優秀な能力の保存

これは、優秀な才能なのです。人類にとって、いなくてはならない大事な人たちなのです。
ですから、遺伝します。何万年も遺伝してきたはずです。両親どちらかの睡眠の取り方と同じはずです。
もちろんお子さんにも、遺伝します。

5.わかって欲しいこと

これから書くことは、あまり明るくないことなのかもしれません。
でも、分かっていて欲しいのです。
 
ここでいう「睡眠が取れない人」というのは、何のために「普通」ではないのかというのが問題なのです。
私が思うに、「睡眠が取れる人」たちを守るための人たちなのです。
人類の中核は、「睡眠が取れる人」たちなのです。

説明したように「睡眠が取れない人取れない人」は、非常用、狩猟用なのです。これはいずれも、危険を伴います。真っ先に危険に立ち向かわなければなりません。
 
また、「睡眠が取れない人」は、特殊能力発揮用なのです。しかし、「睡眠が取れない人」のすべてが、うまく能力を発揮するわけではないでしょう。うまく才能を発揮できなかった人は、脱落する可能性があります。

中核となる人は、生存が怪しくなるような危険は冒す犯すことはないのでしょう。そんな事をすれば、人類全体が滅んでしまう可能性があるからです。

私が言いたいのは、「ダメになる人がたくさんいます」という事ではないのです。
自分の特徴を知って、才能・可能性を伸ばしていただきたいのです。人生を、あきらめてくださいということではありません。まだ才能を発揮していない人も、これからです。自分に期待して才能を磨きましょう。

6.対策

夜間の睡眠の確保
薬物療法で、睡眠をより深くする事も有効です。ただ眠れない体質なので、薬を服用しても睡眠は持続しないことも多いようです。それでも、熟睡した感じは得られます。

目が覚めるような刺激は、結構眠りやすくしてくれます。
  • コーヒー・緑茶を、たくさん飲む
  • 疲労回復のビタミン剤を大量に服用する
  • 部屋を明るくする
  • 音楽を鳴らす
日中の睡眠の確保
ほんの10分ほどでいいので、目をつぶり休むことは有効です。ただし注意点がいくつかあります。
  • 30分以上眠らない。体も眠ってしまい、だるくなることがある
  • 横にならない。かえって眠りにくい
  • 不自然な姿勢で良い
  • 一日に何回か実行する
脳を刺激すると、脳の状態は「覚醒状態」になります。普段たいていの場合、目が覚めていませんので、
有効です。

心地良い刺激を与えるのです。--- 一般の人が考えるより強い刺激です。
そうすると実は、眠ってしまうことが多いのです。
  • マッサージチェア
  • 低周波治療器
  • ヘッドホンで大きな音で、音楽を聴く
など

7.自分の可能性を信じること

「うまく眠れない人」は、人間が出来上がるのに時間がかかります。40歳過ぎる頃までかかることも
あります。すごい才能を熟成させるまで、ちょっと手間取ってしまうだけです。
気分的に荒れるときもあります。それも半端じゃないことも多いのですが。でも大丈夫。
自分を信じていれば、そのうち何とかなります。

8.もし、うまくいかなかったら…

あまり書きたくないのですが、うまくいってない人の方が多いのです。
それなぜかというと、そういう人たち用のちゃんとした対応が、なされていないことがまず挙げられます。
子供の頃であれば、親が指導するのでしょうが、親御さんも同じ体質を持っている可能性が高いのです。
ですから親御さんも、安定していない可能性があります。
うまく能力を発揮するやり方を、知らない可能性が高いのです。
もちろん学校なども、こんあことを問題にしていません。ですからたいていの人が、変わったヤツ、変な人、ダメな子などと言われていたはず

大きくなるとどうなるのでしょう。
  • 人格障害(Personality Disorder)
  • Wrist Cut Syndrome(リストカット症候群)
  • 摂食障害などを含む
  • パニック(Panic)障害
  • 強迫性障害
  • 解離性障害
  • うつ病

などといった病気になっている人が、それはそれはたくさんいます。
慢性的に疲れの抜けない上体で成長してきていますから、こうなるのも仕方が無いでしょう。
いつも余裕が無くて疲れていれば、不安な状態になるのも当たり前でしょう。
人も信用できないでしょう。人にほめられないことも多いのですから、自分も嫌いかもしれません。

でもでも、それは【眠れていないだけ】なのです。
【持って生まれた性格】ではないのです。
あきらめるのは、やめましょう!!!!!!

この文章が、皆さんのお役に立てるといいのですが。
この睡眠に関しては、種々の発達障害と強く関連があります。

それはまた、項目を改めて書いてみたいと思います。